読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

お気楽☆建築士の住宅問答 blog

家創りからリフォーム・リノベーション、維持監理、生活の工夫まで気ままに書き連ねた建築設計士のブログ

10平方メートルの増築と減築を行う場合の建築確認申請は

住宅の法律
10平方メートルの増築と減築を同時に行う場合の建築確認申請はどうなりますか?

以前に【 建築確認申請の不要な増築とは 】のエントリーでも書きましたが10平方メートル以内の増築の場合一定の条件を満たせば建築確認申請を役所に提出しなくても良いと建築基準法では定められています。

では、部屋を無くして吹き抜けを造る工事と部屋を1部屋増やす工事を同時に行う場合などの様に、10平方メートルの増築と10平方メートルの減築を同時に行う場合の建築確認申請はどうなるのでしょうか。この場合では増築面積と減築面積を足すと0平方メートルになり、工事を行う前と比べて建物の面積は増えていません。面積は増えていないので建築確認は不要かと思いきや、そうではありません。

別の例をあげると、15平方メートルの増築と20平方メートルの減築を同時に行うとすると建物の面積は5平方メートルも減る事になりますが、一般に増築における建築確認の要・不要の判断は増築部分の面積のみで判断し減築部分は無視します。この場合では15平方メートルの増築部分のみで判断してこの場合も建築確認が必要になります。

また、増築をせずに減築工事のみを行う場合は、原則、建築確認申請書を出す必要はありませんが、減築工事自体は元の建物の耐震性能など構造に関する事項に対する影響が大きいので構造に関するチェックを行わなければいけませんし、場合によっては建築確認が必要なケースもあるかも知れませんので工事の前に役所に問い合わせておいた方が良いでしょう。


「10平方メートルの増築と減築を同時に行う場合の建築確認申請はどうなりますか?」

「建築確認の要・不要の判断は増築部分のみで判断します。また、減築工事は工事の平米数にかかわらず原則建築確認申請の対象ではありません。」

建築申請memo 楽天BOOKsで【建築申請memo】を検索す

建築消防advice 楽天BOOKsで【建築消防advice】を検索


■■■ このエントリーの関連記事 ■■■

10月1日より住宅の10年保証の保険・供託が義務化です
建築確認申請の不要なリフォームとは
住宅の平面図と展開図で模型を作って間取りを検討してみる
減築リフォームをやってみました
新築住宅の坪数の目安は

【外部リンク】 建築基準法の話