お気楽☆建築士の住宅問答 blog

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ピクチャーレールを自分で取り付けてみました

ピクチャーレールの使い方を教えて下さい。また自分で取り付けられますか。

絵画を飾ったり、時計を吊ったりするのに使うピクチャーレールですが、例えば季節によって大きさの違う絵画等を掛け替えたり壁に飾る物の配置を頻繁に変える場合などはとても重宝します。

ちなみに仕事では主に荒川技研工業の物を使っています。

使用するメーカーを決めている理由ですが、吊り具など後で部品を追加する場合などメーカーがわからないと困る事が多いのと、専門メーカーですのでディスプレイ用のオプション部材や荷重など幅広く対応可能な使い勝手が良さがあります。ピクチャーレールで展示用の棚を吊るなど色々な使い方が面白いので機会があればホームページをご覧下さい。

また、レールの形状はメーカー毎に違います。その為、廉価品などメーカーのはっきりしない製品を購入される際には、レールにワイヤーをとり付ける為のフックを紛失やワイヤーを追加する場合に備えて予備として追加購入しておくとメーカーが製造を終了して廃盤となってもワイヤーはどのメーカーの物でも取り付きますので困らずに済みます。

実際の取り付けは下地さえあれば簡単に取り付け出来ますので、ピクチャーレールを取り付ける予定の位置が決まっているなら工事中から下地を用意しててもらうと良いでしょう。また工事で取り付けてもらう場合はレールの目立たない、壁や天井に付けるタイプがあります。


今回は荷重10kg用の壁付けタイプ白(荒川技研工業製)を使います。90cmのレール・白フック・白ワイヤーのセット商品でレールに取り付ける白いプラスチックカバーも付いています。

固定は壁にビスで止めるタイプです。我が家の場合は合板下地を予め用意していますのでどの位置でもビスが効きます。取り付ける寸法にカットしたレールを直接壁にビスで留めます。同じくカットしたレールカバーを取り付けて完了です。


下地さえあれば取り付けは簡単なのですが、下地が無かったりビス穴の位置と合わなかったりすると少し工夫が必要になります。

ビス穴が合わない場合は下地のある位置に新しいビス穴を開けて固定するのが良いでしょう。

石膏ボードなどでビスが十分効かない場合はボードアンカーなどを利用しますが木材の下地に固定出来ていない場合はあまり重い物は吊らない方が良いでしょう。どうしても少し重い物を吊る場合は固定するビスを増やす事で対応できる場合もあります。



「ピクチャーレールの使い方を教えて下さい。また自分で取り付けられますか。」

「下地にビス止めするだけで簡単に取り付け出来ます。下地が無かったり下地に十分な強度が無い場合は工夫が必要です。」


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