お気楽☆建築士の住宅問答 blog

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暖房器具の暖房面積の目安は

暖房器具の暖房面積の目安はどう考えればいいですか?

暖房器具を購入するときに暖房面積の目安にするカタログ表記には「コンクリート造○○帖、木造○○帖」といった記載がされているのをよくみますね。暖房器具を購入する場合はこの面積を基準に検討します。

この時のコンクリート造の建物と言うのは分譲マンションなどの比較的窓の少ない建物を想定しています。木造の場合は断熱材のほとんど入っていない、また窓も断熱性能の乏しい建物を想定しているのが一般的です。また、天井高さは大体2m40cmくらいを想定している様です。

暖房器具を購入する場合はこれらのカタログの想定を参考に実際に使用する部屋の条件に応じて調整して考えます。

例えば大きな窓があったり数が多い場合はカタログ表記より小さめの面積で使用するようにした方が良いですし、最近の木造住宅などであれば断熱性能も高く窓にもペアガラスが使用されている事も多く、このような建物であればカタログの木造表記の1.5〜2倍程度の面積の部屋でも使用できる場合もあります。また、天井高さも重要で例えば2階まで吹き抜けている場合は半分程度で考えておくと無難です。


「暖房器具の暖房面積の目安はどう考えればいいですか?」

「カタログに表記された暖房面積の帖数を元に実際に使用する部屋の断熱条件や天井高さなどに合わせて暖房器具の性能を選んでください。」

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